死者をネタにして「司法改革」推進の旗振りをするな

コメント(全3件)
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h ― 2006-08-14 17:49
これって,まるで「お国のために死んでいった人に報いるためにも」という論法ですよね。人の生命というのは,とても重いものです。それを自分のやろうとしていることを押し通すための道具に使う論法というのには,例外なく不快感を感じます。「弔い合戦」という言葉も,同じ。
 それは,人質をとるのと同じくらい卑劣だからです。
(追伸)
 二弁会内のメルマガといっても,公式なものですから,表に出すことに憚られるものはないのではないでしょうか。あと,伏せ字漏れがちょっぴり(^_^;)。
ノムラ ― 2006-08-14 18:30
>hさん
御指摘ありがとうございます。
伏せ字漏れ,直しました(汗)。

ブログで書くのをためらったのは,弁護士会内でまず議論するのが筋かなと思ったことが理由でした。「弁護士自治」といいますし。でも外へ開かれた議論も必要かと思い(執行部も「市民の理解と支持」と言っていますし・・),俎上にのせてみました。
Barl-Karth ― 2006-08-15 00:40
裁判員制度,法テラス,一連のいわゆる司法改革に関する当局のプロパガンダは,何か,敗戦目前の日本に似ている。例えを変えると,負けるのが決まっている試合前夜の体育会系の乗り。できもしないことを「やれば出来る」とか「ともかく決まったんだからやるしかない」とかね。
 今,終戦記念番組を見ているのだけど,第五福竜丸船長(ビキニ水爆で被爆)の死を機に,3000万人の「反核署名」が集まったのだそうだ。
 奉仕活動・奉仕精神を押しつけるのもイヤな雰囲気。奉仕というのは,心からの喜びを持って,あるいは,語の正しい意味での「義務感」からやるものであって,奉仕の押しつけって,ファッショだよ。
 平成21年の被疑者国選全面実施は「考えたくもないが,やるしかない」ということらしい。

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