女性検事どんどん増える 実力勝負、特捜でも存在感
2009-04-19


隔世の感がありますね・・・。

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ボ2ネタ経由で知りました。)

法務省によると、検事に占める女性の割合は、95年は5.7%で、法曹三者で最低だった。だが08年には17.2%に急上昇。裁判官の15.4%、弁護士の14.4%を上回った。

司法試験合格者に占める女性の割合は、ここ10年ほどは25%前後だが、検事任官者では00年に18%だった女性の割合が、08年に34%となった。女性検事正も現在、富山と松江の2地検にいる。

私が司法修習を修了したのがまさに2000年10月でしたが,その時には女性の検察官採用については司法研修所の各クラス1名に限る(例外的に2名)という「女性枠」が存在していました。修習生有志で「検察官任官における『女性枠』を考える53期修習生の会」が作られ,研修所当局への申入れや,国会議員,弁護士会などへの働きかけをしていました。

この問題については日弁連も前向きに対応してくれ,当時の法務大臣に対する要望書を出してくれたりしました。メディアでも取り上げられたこともあり,翌54期には14クラスから20名の女性検察官が採用されるなど変化の兆しは現れていましたが,ここまでに至るとは隔世の感があります。国レベルでは男女共同参画が方針として決められていることも影響しているのかもしれません。いずれにせよ運動はやってみるものですね・・・。

[人権]

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