神世界事件で24人が追加提訴
2009-12-26


有限会社神世界及びそのグループ会社並びに会社役員らに対し,その被害者ら24人が東京地裁に昨25日損害賠償請求訴訟を提起しました。

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ヒーリングサロンを装った有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で被害を受けたとして、新たに10都道県の30〜60代の男女24人が25日、神世界と関連会社などに計約7400万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

神世界被害対策弁護団によると、集団提訴は今年5月に続いて2回目。原告数は計41人、請求総額は約2億4千万円になった。

訴状によると、グループは、警戒心を持たれないヒーリングサロンを装って被害者を誘い込んだ上で「御祈願をしなければがんが治らない」などと迫り、現金をだまし取った、としている。

弁護団の紀藤正樹弁護士は「グループによる被害は予想以上に深刻で、泣き寝入りする人を出さないよう新たな提訴に踏み切った」と述べた。

なお,神世界に対する第1次集団提訴による訴訟については,2010年2月3日午前10時10分から次回期日が開かれることとなっています(東京地裁611号法廷)。

[消費者問題]

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